ちくわ、揚半、ごぼう巻、いわし玉、はんぺんなどなど、おでんに合う練り物が豊富にございます。
ヤマサちくわ自慢の練り物とつゆの素などがセットになった詰合せ。ご贈答にも。
ヤマサちくわの練り物から、お好みのおでん種を選んでオリジナルおでんを。
おでんのルーツは室町時代の豆腐田楽にあります。昔、農村では田植えや祭りなどの際に豊作を祈って太鼓に合わせて踊る田楽舞いを奉納する風習がありました。その田楽舞いには、色のついた上着をはおり白い袴をはいて、一本足の竹馬のような棒に乗って踊るものもありました。
この姿が豆腐を串に刺し、味噌をつけた料理によく似ていたため、いつしかこれを田楽豆腐と呼ぶようになりました。やがて豆腐だけでなく、こんにゃくや茄子、里芋や練り物なども材料とするようになり、省略されて田楽と名づけられました。
その後、江戸時代に入ると田楽を煮込む食べ方が生まれ、江戸時代末期には現在のおでんのような煮込み料理となり「おでん」が誕生しました。ちなみに、「おでん」を漢字で書くと「御田」となりますが、「お」は接頭語の御で、「でん」は田楽を省略したものなのです。実は料理名におでんのルーツが隠されていたのですね。
おでん屋さんの美味しさの秘訣は気長にじっくりとりかかること。一見簡単な工程にみられるおでん作りも実は奥が深いのです!愛情かけて、「美味しくなあれ、美味しくなあれ」と唱えながら出汁をかけましょう。
弊社の「おでんつゆ」はオリジナルのつゆです。粉末タイプになっており、お湯に溶かすだけで本格的なおでんつゆが完成します。売り始めて20年以上の歴史をもつロングセラー商品なんですよ。
弊社が製造した練りものの味わいを活かすため、研究開発課の研究者がキッコーマン(醤油メーカー)さんの協力のもとつくりあげた「おでんつゆ」。厳選された原料を使用し、何百というつゆの中から吟味して選び出された、まさにヤマサちくわのおでんセットの為のおでんつゆです。と、ここまでは普通のお勧め口上ですが、なぜ、弊社製おでん種との相性が良いかは、なかなか分かり難いですよね。
そのヒミツは、味のバランスなのです。ベテランの担当者は「関西風というわけでも、関東風というわけでもなく、京風かなあ」(おこがましい)なんて話しておりますがどんなものでしょうか。実際、つゆの特徴は味の強さを控えめにしていると言うことができます。練りものの味がしっかりしているので、種を活かすための工夫です。「地域的な配慮で甘みは感じられるようになっているよ」と、話していた担当者は、当然、開発段階は毎日おでんを作って食べたそうです。
さて、弊社直売店以外では絶対に手に入らないその味わいは、単品でも非常に喜ばれております。「おでんつゆ」は、お料理上手の奥様の協力者として、美味しい、コクのある味を即席につくります。弊社おでん種と同時に、おでんつゆも是非お試しくださいませ。
※ | ちなみに、弊社と屋号を同じくする「ヤマサ醤油」さんと、「ヤマサちくわ」との繋がりはありません。ヤマサちくわは、ちくわをつくり続けて190余年のちくわ屋です。ヤマサ醤油さんほど大きな企業ではないので比べるのもなんですが、同じ屋号なので親近感があります。 |
おでんつゆ一袋をカップ2〜3杯(300〜450cc)のお湯でとかします。これにおでん種を入れ、トロ火で数分煮込んでお召し上がりください。あまり強火ですと種(練もの)の甘味が出て味のバランスが変わります。つゆの素をお使いになるときは、特にだし昆布などをご使用にならなくても大丈夫。練りものから魚のだしも出ます。おでんの他、茶碗むし、寄せ鍋、煮込みうどん等お手軽に使えます。