<番外編>
当社七代目、思い出のお弁当写真のおにぎり、おいしそうではありませんか?
以下、談 by 代表取締役社長 佐藤元英
私が子供の頃、実際にお弁当として持っていった内容です(もちろん、容器は違います)。当時の日本は高度経済成長がはじまる前、釈迦力に働いていた時代です。私どもの家庭でもやはり、セブン−イレブンどころではなく忙しいときにはファイブ−イレブンだったそうで、父は工場でちくわを造り、母はお店に立つという中で私たちは育ちました。
そんな中でのお弁当なのですが、これは手抜きだと言えない雰囲気が生活の中に実際ありました。このお弁当は、子供心に素敵な思い出を残してくれています。お分かりですよね、ちくわを友達の弁当のおかずと交換すれば、それは豪華なお弁当の出来上がり。
もちろん、ちくわを全部交換してしまうことはありません、ちくわは美味しかったですから。意外かもしれませんが、うちのちくわは味がしっかりしているので、そのままでもおにぎりの味に負けずよく合うのです。料理のレシピを出しながら、矛盾したお話で申し訳ないのですが、私たちのお弁当にはそのままカットした状態で、ちくわや揚物などが並べられていることが多かったような記憶があります。もちろん、友達の間で人気は抜群でした。