練製品の材料として最高級のエソ、しなやかな弾力を作るグチ(イシモチ)をはじめとした鮮魚をふんだんに使用しています。職人が一匹ずつ素早く包丁でさばいていきます。
さばいた鮮魚を新鮮なまま、御影石の石臼に入れ丹念に練り上げます。 練り具合の調整は職人頭の役割。ふわりと柔らかく腰のある絶妙な食感は練りの確かさから生まれます。
味わいと舌ざわりを決める塩は職人が掌で量り、季節や天候に合わせて塩梅します。 火床の加減を肌で感じながら調整し、こんがりと香ばしく焼き上げていきます。