ヤマサ
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■□■□★ちくわ忍伝帖 第六巻 平成十二年十二月十五日★■□■□■

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ちくわ忍伝帖 第六巻は

一. お正月の準備に向けて
二. お雑煮には縁起ものの「松竹梅」
三. ちくわのラッピングバス登場

でお送りします。(末尾に編集後記もプラス!)
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みなさん、年賀状の準備も一段落つきましたか?
お歳暮のご用もうお済ですか?

 年賀状、お歳暮、クリスマス、大掃除、初詣、、忘年会、新年会、
お正月、初詣と、この季節のイベントは目白押し。弊社の営みと関係し
ている行事も、お歳暮、お正月(おせち料理、お年賀)、帰省、初詣な
どたくさんあります。

 その中でもクリスマス。クリスマスでもまったく関係がないわけでは
ないのです。「祝クリスマス」という“のし”でご利用いただいている
お客様もいらっしゃいますので。

 ちくわとはイメージがだいぶかけ離れていて、最初は少しビックリし
ました。しかし、何年もご利用いただいているうちに、いろいろな場面
の中で「お届け先に喜んでいただきたい」というお客様の気持ちが伝わっ
てきて、もっと商品に磨きをかけるよう頑張らなくてはいけないという
思いが強くなってきます。

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お正月の準備に向けて
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 さて、この師走の時期、お話したいネタはいっぱいあるのですが、ま
ずは「お雑煮」を選択。

 地元でも必ず品切れになる「松竹梅」や「つる」のことを紹介してし
まってどうするんだと、製造部の連中に叱られながら、やっぱり私ども
ならではの商品を選んでしまいました。ビジュアル的にご理解いただき
やすい商品ですから。

 これに対して、お正月の「お雑煮」や「おせち料理」に欠かせないの
が「かまぼこ」。でも、これはなかなかご理解いただくことが難しいの
です。一度でも食していただかなければ。何とかその味や心の内をお伝
えできればと思っています。
(キャンペーンなどで努力してまいりますね)

 「おせち料理」も「お雑煮」も、いってみれば、これは日本の食文化
です。その文化を本当に満喫するために、本物のおいしいかまぼこが必
要だと信じて商売をしております。是非、一度お試しくださいませ。

 ご参考までに、お正月に向けて、用途別お正月用の練りものをまとめ
てみました。

◆お正月に使える練りもの一覧
http://yamasa.chikuwa.co.jp/shopping/index.php

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お雑煮には縁起ものの「松竹梅」
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 お雑煮はお正月にお供えしたおもちや大根、にんじんなどを煮込んで
食べることから始まったといわれています。お正月のお雑煮は、日本の
風物詩、地方の特色がそれぞれあり「ふるさと」を感じさせてくれます
ね。地域によってお餅の形やつゆもさまざまです。

 関西地方はお餅は丸でつゆは白味噌、関東地方はお餅は四角でつゆは
おすましなど違いがありますが、やはり一番違うのは中身ですね。北海
道や新潟県などでは鮭やいくらが入っていたり、広島県では牡蠣が入っ
ていたりするそうです。高級なお雑煮ですよね。各地域の特産物が入っ
ているということもいえるのではないでしょうか。

 讃岐地方では白味噌仕立てのおつゆに、丸餅が入っているそうですが
なんとお餅の中にあんこが入っているそうです。讃岐地方では昔から、
当時ではとても貴重な砂糖・小麦粉・大豆・小豆などが豊富に取れてい
たそうで、その作物を利用してお雑煮を作っていたというのが現在でも
続いているそうです。お雑煮を食べているとお餅からあんこが出てきて、
最後の方はおしるこのようになって美味しいとか。

 私どもの地元、東三河地方のお雑煮は、とてもシンプルです。つゆは
醤油ベースのおすまし風味で具はお餅(四角)と正月菜や白菜。そして、
かまぼこ。この地方は練り物の産地ですから。最後に花かつおをかけて
食べるというのが主流です。

 当社ではお正月商品として、お雑煮に合う「かまぼこ」やお正月の必
需品「伊達巻」なども販売いたしております。中でもご好評いただいて
おりますのが「松竹梅」「つる」というかまぼこです。厚さ5ミリ程度
に切り、お雑煮の中に入れます。

 「松竹梅」は読んで字のごとく、切ったときにそれぞれ、松の木、竹
の葉、梅の花の形に見える3本のかまぼこのセットです。「つる」はつ
るが飛んでいる姿に見える商品です。味はもちろん、見た目もきれいで
お正月の雰囲気を見事に演出する一品です。いってみれば、なると巻の
お正月版というところでしょうか。

 ホームページにおいてもご紹介しておりますので是非一度ご覧くださ
いませ。なお、この商品は限られた職人の手造りのため、製造数と出荷
日に限りがあります。ご入用の方はお早めのご注文をお願いいたします。

◆ おせち用単品
http://yamasa.chikuwa.co.jp/shopping/index.php
◆ お正月用詰合せ
http://yamasa.chikuwa.co.jp/shopping/index.php

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ちくわのラッピングバス登場
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 以前、名古屋市の栄(繁華街です)に、青空をバックにしてちくわが
浮かんでいる構図の大きな看板を立てていました。結構目立つ場所にあっ
て、知り合いからは少しハデじゃないなんて言われたこともあるのです
が・・。当社内では、“フライングちくわ”と呼んでいました。この
“フライングちくわ”、現在は会社の封筒にデザインが残っているので
すが、今回は朱色をバックにバスに描き込んでしまいました。

 12月7日、豊橋市内を走る、豊橋鉄道さんの路線バスにラッピング
バスとして登場しました。ラッピングバスの話題は、東京のお話が全国
ネットのニュースでも流れていましたよね。地方のバス路線もはじまっ
たということなのですが、どこの路線バスも利用者が少ないのをいろい
ろな経営努力でカバーしているということなのでしょう。豊橋では2台
のバスがラッピングされました。もう一台は缶コーヒーの“ポッカ”さ
ん。2台とも地元の方々に受け入れていただければいいのですが。

 さて、バスの写真を撮りに出掛けたとき周辺の風景も“パチリ”。懐
かしい方には懐かしい、豊橋駅前の風景もアップしておきました(看板
の中身は変わりましたが、看板そのものは昔からある〜以前は大手家電
メーカーだったような気がしますが)。人口37万人の正面玄関として、
少し寂しく感じるのは私だけでしょうか。子供の頃、駅前にあったアヒ
ルのいる噴水(小さかったと思いますが)の方が、風情があったなあと
思うこのごろです。

◆ ラッピングバスと豊橋駅前
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*−−−*−編集後記:編集室ある日の会話から−*−−−*−−−*

佐藤:前回の第五巻、社内の評判はよくなかったなあ。
彦坂:そりゃそうですよ。なま物を発送することが十分安心できるもの
   ですと訴えたくても、あそこまで堅くては・・・。
佐藤:うん〜。堅いのはキャラクターですから。品質管理かのK課長よ
   り柔らかいと思うけどな。(K課長は衛生に関して非常に堅くて、
   社内ではいつも何か指摘がないかと恐れられている。)でも、読
   者のみなさんのご感想を聞いてみたいですね。
彦坂:そうですね。取り上げたいことはたくさんあっても、どの部分を
   詳しくした方がよいのか迷っちゃいますから。
佐藤:次回は「お稲荷さん」(地元ではお稲荷さんといえば豊川稲荷さ
   ん)でしたよね。
彦坂:写真ちゃんと撮ってきてくださいね。デジカメの扱い慣れましたか。
佐藤:大丈夫。大丈夫。でも、この忙しい時期(弊社内です)に写真撮
   りにいくのも気が引けますけどね。受注が少ないと、あいつら遊
   んでるぞなんて言われてしまいますからね。
彦坂:う〜ん、そうですね。。でも過去に、ヤマサちくわがこれほど積
   極的に情報発信したことがありました?「日本の食文化を守らな
   くては」なんて言ってたじゃないですか、佐藤さん。
佐藤:ふ〜ん。

● お歳暮のご注文はこちら
http://yamasa.chikuwa.co.jp/shopping/index.php
● お正月用のご注文はこちら
http://yamasa.chikuwa.co.jp/shopping/index.php

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